各宗派のご住職・副住職に故人様の人となりをお伝え頂き、ご戒名を授かります。(檀家になる訳ではございません。)
※ ご紹介僧侶と打ち合わせの際に、故人のお人柄や趣味・趣向・職業や好きな食べ物・先祖(近親者)の戒名など様々なお話をいただき、また、もしご戒名に使いたい文字などの希望がございましたら、お打ち合わせの際にお伝え頂くようお願いいたします。
先祖(近親者)の戒名を聞く理由として、ご先祖様と同じお墓に入り戒名が並ぶ場合、ご先祖様よりも高い位の戒名にならないように気をつけることが一般的です。また、ご夫婦で戒名の位が同じになるように(揃えるように)することが一般的です。

Point

これらの打ち合わせの答えに完璧を求めるものではございません。故人を考え、想い、ご要望や相談も含めてお話しましょう。
また、ご宗派がご不明でも対応可能です。ご希望をお聞かせいただきマッチング致します。

また、故人に限らずご存命の方が生前戒名を授かる事も可能です。
生前戒名とは、生前(生きているうちに)授かる戒名(法名)のことです。
戒名は亡くなられてから授かるとは限りません。近年は人が亡くなられてから授かるお名前というイメージが強いかと思いますが、仏教では元来、戒名は生前に授かるものであり、生きている間に戒名を授けられることは、仏教徒としての信心深さを証明する徳の高い行為となり、「長寿」、「子孫繁栄」につながると言われてきました。

お墓や位牌に表記されている文字で見覚えがあるかと思いますが、戒名には「信士・信女」「居士・大姉」「院号居士・大姉」などがあります。
各宗派や等級により文字数なども異なります。
ちなみに浄土真宗では「法名(ほうみょう)」と呼ばれ、位号はございません。
日蓮宗では「法号(ほうごう)」と呼ばれます。

菩提寺のある方(いずれかの寺院で檀家方)は事後トラブルになるケースがございます。菩提寺と十分なお打ち合わせをなされた後に本サービスをご利用ください。

戒名授与の流れ

  1. 戒名授与のご希望の旨を電話にてお伝えください。
  2. 弊社が内容を確認のうえ、お客様へ担当のお坊さんをご紹介致します。
  3. 担当のお坊さんよりお客様へ電話でお伺いします。
  4. ご戒名の授与は、お電話の翌日から数えて平均10日前後いただいております。
    お申込み状況により一月程度お待ちいただく場合もございます。ご了承ください。
  5. 戒名が決まりましたら戒名授与資料を一式をご指定の場所にお届け致します。

戒名授与

供養人サービスで対応できる各宗派別の戒名(法名・法号)

浄土宗、真言宗、曹洞宗、天台宗、臨済宗、時宗
信士・信女2万円
居士・大姉5万円
院居士・院大姉15万円
院殿居士・院殿大姉、院殿大居士・院殿大大姉別途相談を承ります
浄土宗、真言宗、曹洞宗、天台宗、臨済宗、時宗の戒名料金表
浄土真宗本願寺派・真宗大谷派
釈・釈尼3万円
院釈・院釈尼15万円
浄土真宗本願寺派・真宗大谷派の法名料金表
日蓮宗
信士・信女3万円
院信士・院信女6万円
院日信士・院日信女15万円
院居士・院大姉20万円
日蓮宗の法号料金表
お坊さんから

戒名(法名・法号)とは一体何なのでしょうか?
皆様にとって、亡くなられたご先祖には戒名が授けられていることが多く、戒名とはどんなものかは分からずとも案外なじみの深いものかもしれません。
本来、戒名は生前に授かることが一般的でしたが、現代では生きているうちにいただく戒名を「生前戒名」、亡くなられてから授かる戒名を「戒名」という意味で認識されていると思います。
実はその戒名は、ただ漢字を並べているわけではなく、意味や由来がございまして、上から順に院号+道号(阿号)+戒名(日号)+位号(釈号)とし、宗教上の呼び名として授かるものです。
文字数は(宗派によっても異なりますが)長い戒名だと15文字程漢字が並ぶこともございます。

使われる漢字は、俗名から文字を選んだり、人柄を表す文字を経典から選んだり、使うべきでない文字を避けるなどして完成させますので、故人の趣味嗜好などもお知らせいただければ、より適切な戒名を得ることができそうですね。

戒名とは、今まで積み重ねてきた修行(行い)の成果が反映されたものでもあります。
過去の努力や成果に敬意を払い、新たなスタートを切るという意味を皆様に感じてもらえるとありがたいです。

合掌